1995-02-16 第132回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
○加藤(卓)委員 まず初めに、恩給法案について質問させていただきます。 平成七年度の恩給改善については、恩給年額の増額を初めとする諸事項を盛り込んでいると承知していますが、これらの改善はどのような考え方に基づいているのでしょうか。
○加藤(卓)委員 まず初めに、恩給法案について質問させていただきます。 平成七年度の恩給改善については、恩給年額の増額を初めとする諸事項を盛り込んでいると承知していますが、これらの改善はどのような考え方に基づいているのでしょうか。
例えば、あなたの管轄の中には原爆二法案もあれば援護法案もあるし、それから内閣には恩給法案が出ておりますが、これは保険料でない税金で全部やるのがあります。十月実施を四月に前倒しするというのがあります。そういう問題等については、予算の補正でと思うのですが、いつ決定してどういうものを出しますか。
また、他の年金スライドも既に予算は通り、恩給法案も成立が決まっております。社会党は、この終盤国会において、八九年度の単純スライドだけを議員立法で成立させるべきと考え、既に法案を用意し、自民党を含めて各党に強く呼びかけておりますが、年金担当大臣である厚生大臣の決意を求めます。
となりますと、本日の検討の対象になっております恩給法案の対象者、すなわち恩給生活者が苦しんでいることは事実でございます。 このたびの改正案の提案に当たりましては、諸般の事情を総合的に勘案して改定率を決めたとうたわれております。それでは、お尋ねいたしますけれども、この諸般の事情という中に消費税の導入に伴う問題点について配慮がされているのかどうか。
○吉川春子君 恩給法案の附帯決議の実施状況についてお伺いいたします。 恩給法は毎年提出され、旧軍人並びに遺族に対する国家補償としての生活保障を一定程度改善してきました。この法案は全会一致で議決されており、その際毎回附帯決議も本委員会で採択されています。この附帯決議は恩給法の改善充実を求めるもので、旧軍人、遺族の方々の切実な要望です。
それと、いつもこの恩給法案が出てきますと、一番初めに払う時期、この法案で改定される四月分から六月分というのは七月六日にお支払いになるというふうに理解してよろしいのかということと、そういう部分でいえば、こういう法案のタイムリミットというふうな事務処理等々は、特に今の時期で問題がないのかということだけ確認をしておきたいと思います。
しかし一方では、臨調あるいは行革審答申に基づきまして、国の財政事情を理由にして新規の個別改善を含めた恩給費の抑制をするといったことが行われているように思うわけですが、今回の提案されました恩給法案についてもこういった二面性を持った改正がなされていると思うんです。
○柴田(睦)委員 附帯決議の問題ですが、本委員会ではここ十数年来、恩給法案の採決に当たりまして毎回、「恩給の実施時期については、現職公務員の給与より一年遅れがあるので、遅れをなくすよう特段の配慮をする」、それから「恩給受給者に対する老齢福祉年金の支給制限を撤廃すること。」こうした附帯決議をずっと行ってきているわけです。しかし、今例示しました二点につきましてはいまだに実現していない。
○内藤功君 具体的に聞きますが、人勧の値切り実施に連動させられた恩給法案、横並びの各種年金法案、戦傷病者戦没者遺族等援護法案、それから原爆被爆者特別措置法改正案、これをいわゆる臨調行革関連法案としてカウントしないのはなぜでございましょうか。
そこで文部省に伺いますが、この法案の内容は政府の人勧の値切りに連動したものであり、国家公務員共済法案などほかの七つの年金、恩給法案と横並びのものですけれども、文部省としては私学共済年金受給者の生活状況にかんがみて、この二%アップという法案の内容について意見を言ったんでしょうか。
○安武洋子君 今回の恩給法案でございますが、これは二点の改善内容が盛り込まれております。本来行われなければならない恩給の実質価値、これを維持いたしますいわゆる恩給のベースアップは行われておりません。政府は、人事院勧告を凍結しているから恩給のベースアップはしないと、こういうふうにおっしゃっておられます。恩給法の二条ノ二、この趣旨に照らしてみますと、この理由は全く納得ができません。
○和泉照雄君 去年の九月に恩給法案を審査した場合に、本委員会では附帯決議がつけられております。 その中の一項目として、扶助料については、さらに給付水準の実質的向上を図ることと、このような項目があるはずでございますが、政府は、この附帯決議の趣旨を尊重をして、公務関係の扶助料の改善の跡が見られ、今回の法案の中で目玉となっているようでございます。
そこで、そういう点とも関連はいたしますが、従来、この恩給法案を審査して可決する段階においては年々附帯決議をつけてまいりました。
○和泉照雄君 恩給法案の質疑の中でいつも毎回問題になるのは旧軍人の一時恩給の問題でございますが、この問題で問題点の一つとして挙げられておるのは、一時恩給は普通恩給に比べて非常に恩給の額が低いんじゃないかと、こういうことが挙げられておるわけでございますけれども、まず三原総務長官にお尋ねをいたしますが、この一時恩給について普通恩給と比べて非常に安いということについての率直な御感想といいますか、それについてお
これは減税というものに絡んでおりましたので、これが果たしてそのままいくかどうかという問題もございましたが、今年度成立しました恩給法案、これでは、やはり続けて四月ということがまた実現を見たわけでございます。
恐らく今度の恩給法案につきましても、われわれは附帯決議をつけていただきたいということをきょう午前中も理事会においてお話し合いをいたしております。ところが、それはいつも同じことを繰り返しておる。その点は長官もここへお見えですから、私は何も無理なことを申し上げているのではない。皆さん方の方でこれは受けとめられないということであったら、もっと私らと話し合いをしていただきたいと思う。
こういうようなことに関連いたしまして、私たちがぜひ早く成立させたいと願っておりました恩給法案、これも流れたのであります。傷痍軍人でありますとか、遺家族でありますとか、生存軍人でありますとか、退職公務員でありますとか、こういう人たちの年金を引き上げたかった。そして八月一日から実施したかった。それも流れてしまいました。
恩給法案の一部を改正する法律案に対する附帯決議 政府は、次の事項について速やかに善処するよう要望する。 一 恩給法第二条ノ二について、その制定の趣旨にかんがみ、国家公務員の給与にスライドするようその制度化を図るとともに、退職年次による恩給格差の是正措置を講ずること。 一 恩給の最低保障額については、他の公的年金の最低保障額との均衡を考慮して、その抜本的改善を図ること。
以上の理由により、わが党は、この恩給法案に対しましては、今回の改正案については棄権の態度をとることを表明いたしておきます。 で、これとの関連で私がお聞きしたいのは、実は非常に日の当たらない戦傷病者戦没者遺族等援護法、こういうものとの関連において、いわば谷間の日の当たらないところにある問題について触れておきたいと思います。
それから、恩給局おいで願っておりますので、昨年の恩給審議会の答申におきまして、結局本年度におきましては恩給法案の改正において三本立ての仮定俸給の統合をはかられたというように承知しておるのでございますが、これはスライド制を実施する一つの大きな前提とお考えになって、そういうつもりでやっておられるのか、その点について恩給局次長の御意見を伺いたいと思います。